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episode

  • 暮らす人々が主役になる。
    そして町は場所ではなく人である。

    須藤

    私たちが提案する「ウェルビーイングシティ構想」は、『暮らす人々が主役になる。そして町は場所ではなく人である。』という考えを大切にしていて、運営する私たちはこの考えを「器」と定義しています。建物や場所といった物理的なものではなく、人々の思いが町を創っていく。我々はその思いを汲み取る器であって、思いに応じて形を変えていくべきだと考えています。

  • 須藤

細川

ウェルビーイングシティ構想」は箱でもハードでもなく、そこに住んでいる人を主体としたプロジェクトです。不動産的・建物的な発想から町をつくるのは、時代として既に終わっていると思うんです。人の心だったり、ソフトだったり、それを起点に考えて町をつくることが大切だと考えています。

細川

介護やホテルなどに関わる人が不動産をやれば面白いんじゃないかなというのが「ウェルビーイングシティ構想」の出発点です。ソフトやサービスに真正面から取り組んでいる不動産会社はこれまでどこにもありませんでした。仮に大企業がソフトやサービスを新たに開発・提供しようとすると「全部答えを出せる体制を整えないと…」といった発想に陥ってしまい何も出来なくなります。だからこそ「自分たちがやるしかない」と立ち上がりました。

  • 細川
  • 細川

    今までは「不動産だったら不動産の開発だけ」それが主流でした。ただし、それだけではどの業界でも同じだと思いますが、多分これからは生き残っていけません。開発すれば終わりといった考えからもう一歩踏み込んで、新たな付加価値を提供することが必要です。人にフォーカスして、その人の気持ちをまず見ていくと、ものづくりの在り方は必ず変わると思うんです。自分が作りたいものを作るのではなくて、お客さまが本当に求めているものをつくりたい。ただそれだけの話です。

    須藤

    50分の1の愛情を均等にちゃんと届けていくことはビジネスとしてそう在るべきなのですが、個人的には50分の50を目の前の人に投入することも大切だと考えています。『究極な依怙贔屓』をその時々で、その人に必要な愛情を注ぎながら思いをしっかりと伝えていくことのが、やはり必要です。「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」ということに立ち返りながら事業を進められるよう常に意識しています。

インフォームド・コオペレーション。
本人に選択権を与えることが大切。

  • 須藤

    介護の常識で言うと、軽い寄り添いは場合によってあっても良いのですが、あくまでも家族や支援者、本人といった人達を前にした時は「介護者はフラットでなければならない」というのが基本的な考え方です。「誰かに肩入れしてはいけませんよ」というのが今のところセオリーとしてあるんです。ただ、どちらかというと私は、お客さま本意であって良いと思っているんですね。自分の家から外出する際、出るのに誰かの許可が必要なんて窮屈で仕方がないわけです。その様なことが当たり前にできないという方が、やっぱり不自然でおかしい。「当たり前のことだけど、なかなかできないこと」そのことをしっかりと実現できるように支えていく。そのための準備や環境整備に時間をかけて、しっかり丁寧にサポートしていくことで「一人ひとりの思いを実現できるようになる」というのが、我々が提供したいサービスであり、我々が行っていくべき役目であると考えています。

  • 須藤

細川

住んでいる方には「こういうことしたい」という要望をまず聞きます。そして聞いた後に「どうすれば出来るか?」を考えます。出来ない理由から探すようなことは、私たちはしたくない。できる理由を探して「できることを最大限」に提供したいんです。

須藤

一つひとつ説明をして、本人に選択の余地を与える。医療の現場でよく耳にする『インフォームドコンセント』では、お医者さんの説明を通じて患者さまに同意を求めるのですが、それだけだとちょっと物足りないんです。その先の『インフォームド・コオペレーション』という考え方があって、説明した上で「あなたには選択権があります。どれか選んでくださいね」といったように、しっかりと本人に選択権を与えることがとても大切だと考えています。それをオペレーションの中でやっていくのはすごく大変であり手間が多いのですが、実現すると本人の満足度はとても上がります。そういうことがサービスとして実現できるような社会やサービスであって欲しいと思っています。

細川さんと須藤さん

「好きなことして死ねる」というのは、すごく幸せなこと。

須藤

ウェルビーイング」は、よく健康状態に例えられたりしますが、体の健康が良くても心が疲れていたり、社会的な関係性が保てていなかったりすると、それはあまり健康とは言えないんです。体が健康でなくても心が満たされていて、周囲に恵まれていて、仲間に恵まれていて、家族がいてくれれば、それはそれで幸せでもあります。これまでにたくさんの方の看取りを行ってきた中で実感している課題は「多様な幸せがあるということを、どうすればもっと一般の方に伝わるのだろう?」ということ。「好きなことして死ねる」というのはすごく幸せなことだし、一般の方にも当たり前になるような概念として普及できるようなものであって欲しいと思っています。今回やろうとしている「ウェルビーイングシティ構想」の中で、そのことを少しずつでも伝えていければ幸いです。

須藤

このサービスが長く継続し、事業として成長していくことももちろん大事ですが、最終的には「このビジネスがしっかり成功するんだ」と世に示していきたいです。そうすることで模倣してくれる事業者さんやサービサーなどが世の中に増えいくと考えています。僕らがどれだけ頑張っても、どうしても日本中にいる方々は救えません。「ビジネスとして成立するんだ、お客さまに喜んでいただけるんだ」ということが証明できれば、たくさんの方がこのサービスに同調してくれると思うので、結果的にその思いが日本中の高齢者の方であったり、何か障害を持たれて何らかの支援を必要とするような人たちに届いてくれればと願っています。日本人の意識が少しでも変わっていけるきっかけが「ウェルビーイングシティ構想」であって欲しいというのが今の考えです。自分らしく我がままに暮らす人を、ずっと応援していきたい。

  • 須藤
  • 細川

    このプロジェクトを通じて、お客さまの意見に耳を傾け続けたいと考えています。「こういうサービスが欲しい」「こういう暮らしがしたい」などといったように。それらをお手伝いできるきっかけとして、CANVAS南大沢を購入してもらうこと。値段で勝負するのではなく「我々ならこういう事が出来ますよ」という誰も出来ないサービス提供していきたいと。そして、提供する側が一方的に押し付けるのではなく、住む人にもやっぱり何かアクションを取って欲しいんです。一緒に町を創っていきたいし、お手伝いをしたい。みんな一人ひとり違うウェルビーイングシティがあって良いと思うんですよ。多様性を受け入れながら、理想的な町が出来ればと思います。

    須藤

    皆さんの「声」や「思い」がないと僕らは進化していけないので、ぜひ色々な「我がまま」を遠慮しないで言って欲しいです。それが、おしとやかで、つつましやかで、周りの顔色をうかがって、我がままを言ってはいけないんだ、迷惑を掛けてはいけないんだというように育ってきた世代の方であっても。仮に高齢者の方が変われるのであれば、残りの余生をそんな窮屈に暮らす必要も全くないと思っています。最後ぐらい自分らしく我がままで好き勝手にやっても誰も迷惑だと思わないし、それを応援してくれる人たちもいるんだということを分かっていただければ、どなたでもぜひ気軽に参加していただければと思います。

profile

  • 須細川
  • 須細川

    1974年11月18日大阪府八尾市生まれ

    独立行政法人関連の不動産開発会社を経て、2013年3月にファーストコーポレーション株式会社に入社。

    区画整理等の公的大規模開発から一宅地の民間小規模開発まで不動産開発業務に従事。

    趣味は筋トレ・旅行。

  • 須藤 憲綱
  • 須藤 憲綱

    1979年 北海道札幌市生まれ

    大手介護事業者にて、有料老人ホームの施設長、地域連携サービス責任者、社長秘書を歴任。

    地域の医療機関との連携や、全国の介護現場のリスク管理、コンプライアンス是正等に従事。

    その後、介護保険に依存しないビジネスモデルの開発のため、ICTを活用した生産性の向上や新規事業の開発を担当。

    全ての世代が自由に生活できる真のサービスマンションの運営を実現するため、ファーストエボリューション株式会社を設立。